2008年03月26日
デジタルアーツ株式会社
デジタルアーツの「i-フィルター®」、愛知県のCAC-NETで採用される
4月1日(火)より、フィルタリングサービスの提供を開始
情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326)は、自社が開発するWebフィルタリングソフト「i-フィルター」が、株式会社CAC(本社:愛知県半田市、代表取締役社長:金澤 憲二、以下CAC)の運営するケーブルインターネットサービス「CAC-NET」のセキュリティサービスのひとつに採用されたことをお知らせします。
今回の採用により、CAC-NETをご利用のお客様は、お申し込みをいただくことで、有害なサイトからお子さまを守る「i-フィルター」をご利用いただけます。なお、本サービスのお申し込み受付およびサービス開始日は、2008年4月1日(火)です。
CACのホームページでは、同社の提供する有害サイトフィルタリングサービス「i-フィルター」のお申し込み方法や、サービスの詳細について掲載しています。詳しくは、下記リンク先をご覧ください。
「i-フィルター」の導入実績は、Webフィルタリングサービスを提供しているISPとCATVの約90%
デジタルアーツでは、家庭向けとISP/CATV向けに、Webフィルタリングソフトを開発しています。家庭向けWebフィルタリングソフト「i-フィルター」シリーズは、家電量販店での販売や各社ホームページからのダウンロード販売、ゲーム機や通信端末向けのサービス等、Webフィルタリングを必要とする様々なシーンに応じて提供されています。このたび、CAC-NETにてご利用いただくサービスは、ISP/CATV向けのWebフィルタリングサービス「i-フィルター Active Edition(アクティブ エディション)」です。同製品を採用しているISPとCATVは、本日現在の累計で142社にのぼり、これはWebフィルタリングサービスを提供しているISPとCATVの約90%を占めます※1。採用実績の詳細は、下記リンク先にてご確認ください。
株式会社CACでは、2000年よりインターネット事業を開始し、ウイルスメールチェックや迷惑メール対策などを無料でご提供するなど、利用者のニーズに対応していくことで、各家庭におけるインターネット利用の普及を拡大してきました。しかし、昨今ではインターネットを通じた事件が多く報道されようになり、インターネット利用に伴うリスクに注目が集まるようになりました。同社では以前より、愛知県青少年保護育成条例に基づき、フィルタリングに関する情報を積極的に提供してきましたが、とくにお子さまのいらっしゃるご家庭において、悪意のあるWebサイトを子どもたちに見せたくないという声があったことから、今回、フィルタリングサービスの提供を開始する運びとなりました。
「i-フィルター」は、製品の精度の要となるフィルタリングデータベースの登録数も圧倒的に多く、またその高い性能には定評があったことから、今回ご採用いただくこととなりました。
「フィルタリング普及啓発アクションプラン 2007」に向けた、デジタルアーツの取り組み
2007年6月1日(金)、業界6団体が発表した「フィルタリングの普及啓発アクションプラン 2007」に合わせ、デジタルアーツは、家庭におけるフィルタリングソフトの普及を目指した2007年度の取り組みを発表しました※2。このなかで、デジタルアーツでは「利用者が容易にインストールや設定が行えるよう、多様な情報端末にフィルタリングサービスを提供する」と発表しており、今般提供したサービスも、ここで発表した取り組みを踏まえた普及啓発活動のひとつです※3。
デジタルアーツは、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」という企業理念の下、今後もISPやCATVをご利用のインターネットユーザーに対し、Webフィルタリングソフトについてご理解いただくとともに、ご利用いただけるよう、情報発信やサービス提供に努めてまいります。
- ※1 導入ISP/CATVの数につきましては、統廃合などによる変動がございます。この数字は、本日発表時点での累計導入数をもとに算出しています。
- ※2 「フィルタリング普及啓発アクションプラン 2007」については、下記のサイトをご参照ください。
財団法人インターネット協会
「フィルタリング普及啓発アクションプラン 2007」について - ※3 当社発表の詳細については、下記リンク先をご参照ください。
デジタルアーツとアイキュエス
「フィルタリングの普及啓発アクションプラン2007」を発表
以上
- 「i-フィルター Active Edition」について
- 「i-フィルター Active Edition」は、日本全国のISPに対して提供される、Webフィルタリングサービスです。ISP事業者経由で本サービスを利用することで、自宅のインターネットから有害サイトの閲覧を制限することができます。主な機能は、以下のとおりです。
- フィルタリングカテゴリの設定
- 閲覧を規制したいWebサイトを、カテゴリごとに設定可能
- 使用禁止時間の設定
- Webサイトの閲覧を禁止する時間帯を設定可能
- 規制データベースのカスタマイズ
- 「i-フィルター」が用意した閲覧を禁止するURLリストのほか、お客様ご自身で「閲覧禁止URLリスト」の設定や、「閲覧許可URLリスト」の追加ができ、ご家庭のポリシーを反映させたフィルタリングが可能
- ログ表示
- お子さまがどんなサイトを見ているのか、どのようなサイトがブロックされたのか、その履歴確認が可能
- デジタルアーツについて
- デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級となる2億3,000万ページを超すWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でシェアNo.1を誇るWebフィルタリングソフトとして、個人向けに「i-フィルター」、企業向けに「i-FILTER」、また企業向け電子メールフィルタリングソフトとして「m-FILTER」を提供しています。