2020年09月30日
デジタルアーツ株式会社
Android 11環境にて「i-フィルター」をご利用の際に発生する事象のご報告
日頃より弊社製品「i-フィルター」に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、2020/9/8(米国時間)にGoogle社より公開されましたAndroid 11環境にて「i-フィルター」をご利用の際に、下記にてご案内します事象を確認いたしました。
ご利用のお客さまには、ご不便ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
事象内容
以下の3点の事象が発生することを確認いたしました。
- 事象1
Android 11の端末にて「i-フィルター」をご利用中のお客さまが、端末側の位置情報の設定が有効にもかかわらず端末の再起動後に「i-フィルター」で位置情報履歴を取得できない。 - 事象2
「i-フィルター」アプリに実装されている自動アップデート機能を使い、後継バージョンの「i-フィルター」アプリにアップデートしようとするとアプリが強制終了するため、「i-フィルター」アプリのアップデートができない。 - 事象3
アンインストール対策で用意している独自の設定画面からOS標準のWi-Fi設定画面を開けない。
事象を確認した条件
以下のサービスにおいて、本事象が発生することを確認しております。
- 「i-フィルター for マルチデバイス」
- 「i-フィルター for Android」
発生原因
Android OSの動作が変更となったため(事象1〜3すべて)
回避策
Android 11へのOSバージョンアップをお控えください。
なお、最新版Android向け「i-フィルター」(バージョン 2.01.04)をお使いのお客さまが、現在改修対応中の「i-フィルター」アプリにアップデートすることなく端末のOSをAndroid 11へバージョンアップした場合、事象1〜3のそれぞれで以下の状況となることを確認しております。
- 事象1
ブロック画面等「i-フィルター」の画面表示以降は、次回端末再起動までの間、端末側の位置情報の設定が有効な場合に限り「i-フィルター」にて位置情報履歴が取得できることを確認しております。 - 事象2
対応バージョンリリース後、アプリを弊社ウェブサイトからダウンロードしていただき、手動で上書きインストールしていただくことで「i-フィルター」アプリのバージョンアップができることを確認しております。 - 事象3
「i-フィルター」の一時停止機能をご利用いただいたのちにWi-Fiの設定を変更いただくことで、OS標準のWi-Fi設定画面を開けることを確認しております。
今後の対応
担当部署にて改修対応を進めております。
次バージョンのアプリにて当該事象の改修を見込んでおります。