2019年、グループ共通の インターネット接続基盤を構築
〈みずほ〉は、持ち株会社である、みずほフィナンシャルグループの傘下に、銀行、信託銀行、証券などのグループ会社を配し、国内外に幅広い顧客基盤を有する、日本最大級の金融グループです。
〈みずほ〉では、サイバー攻撃に起因するサービス停止、データ改ざん、情報漏洩等の発生をトップリスクの一つと位置づけ、システムの監視や多層防御等の対策の継続的な強化、態勢の整備等に取り組んでいます。
2019年にグループ各社が共同で利用するインターネット接続基盤の運用を開始するにあたり、メールや URL を使用したサイバー攻撃が日々高度化・複雑化する中、日々のシステム運用に大きな負荷をかけることなく、継続的なセキュリティ対策ができるかが課題となっていました。
「i-FILTER」で効率的・効果的な セキュリティ環境を確立
そこで〈みずほ〉が注目したのが、「i-FILTER」でした。
従来のセキュリティ対策は悪意ある脅威 URLをブロックする”ブラックリスト方式”が中心でしたが、日を追うごとにサイバー攻撃に利用される URLは増え続けており、ブラックリストの更新によるシステム運用への負荷が課題でした。
デジタルアーツの「i-FILTER」Ver.10 は、サイバー攻撃に利用されるURLを都度ブラックリストに登録するのではなく、安全が確認された”ホワイト”なURLを集め、”ホワイト”と認定されたURLのみアクセスできるセキュリティ対策となっており、システム運用への負荷を抑えつつも、効果的なセキュリティ対策が実現できます。また、企画から販売まですべて当社内で完結させているため、柔軟かつ安定した対応が期待できる点も評価され、「i-FILTER」が導入されることとなりました。
現場ユーザーの声
坂上 孝史 氏
かつてはインターネット接続の際に、不正URLの脅威を常に注視する必要がありましたが、「i-FILTER」導入以降はデジタルアーツのDBに登録されている安全なURLにしかアクセスすることができないため、そうした心配もなく、日々の業務に専念することができています。
「i-FILTER」というディフェンスの要は我々にとって不可欠な存在です。
また、新型コロナウイルス感染症の流行によりリモートワークが進展していることから、情報漏洩リスクへの対応などセキュリティ面の社会的ニーズにも合致しています。
大櫃 直人 氏
我々は、急成長著しいITデジタル・バイオ・ヘルスケア領域のスタートアップ～上場企業の成長支援を行っております。スピードが要求されるこの領域では、情報の鮮度が大変重要であり、日々の業務では、スマートフォン・タブレット・モバイルPC等端末を問わずインターネット上でのスピーディーな情報収集が求められます。
「i-FILTER」では、デジタルアーツによって安全が確認され”ホワイト”と認定されたURLのみにアクセス可能であるため、セキュリティ面を気にすることなく、外出中でも効率的な情報収集に専念ができることから大変助かっています。
川元 晋介 氏
昨今のデジタル化の進展により、あらゆるサービスがネットワークに接続される一方、技術の進化に伴いサイバー攻撃の手口も一層巧妙化してきています。
当社としても社員一人ひとりが社内研修等を通じサイバーリスクを強く認識し、意を用いて対応しておりますが、「i-FILTER」が導入されていることで、個人の意識・能力に依拠することなく不審なWebサイトへの通信が遮断されるので、安心して業務にあたることができています。お客さまの重要な情報・財産を扱う金融機関において、必要不可欠なソリューションの一つと言えると思います。
