社内のWindows PCをクラウドサービスでWebフィルタリング
社内にフィルタリング専用サーバーを設置せずに、
Webアクセスの制御を実現
専任の管理者がいないため、社内に専用サーバーを持ちたくない企業や、各拠点から直接インターネットに接続している企業の場合、クラウドサービスを利用することで、低コストで社内PCのセキュリティ対策を実現することができます。
「i-FILTER ブラウザー&クラウド」なら、社内のゲートウェイにはサーバーを設置せずに、従業員が社内で利用するWindows端末において、多彩なWebフィルタリング機能でのWebアクセス制御や、標的型攻撃対策などのセキュリティ対策を実現します。
ご利用シーン
- 専任の情報システム管理者がいない
- 社内にフィルタリング専用サーバーを持ちたくない
- 本社のネットワークを経由せずに各拠点でインターネットに接続している
- ※社内で利用するWindows PCを社外に持ちだしても、設定をせずにWebアクセスの制御が実現します。詳細は「社内外の全ての端末」タブをご確認ください。
BYODで「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を活用
急速に普及するBYOD・シャドーITにも、
安心と安全を。
会社支給の携帯端末ではなく、従業員の私物の携帯端末を業務で利用する「BYOD(Bring Your Own Device)」。
個人の端末から企業の情報システムにアクセスさせることで、コストの低下はもちろん、従業員自身が好きなデバイスを利用でき、満足度も高いため、急速に普及しつつあります。
しかし、一方で、業務情報が個人の端末に保存されていると、端末を紛失した場合などに、そこから情報漏洩に繋がる危険があります。
BYOD・シャドーITの課題
BYODの急速な普及に伴い、企業内管理者がいない「シャドーIT」と呼ばれる未管理の個人の端末から社内システムにアクセスさせるケースが多くあります。
BYODを実施している企業にアンケートを取ったところ、「個人端末に業務情報が保存されている」と回答したユーザーが7割もいたというデータもあり、情報漏洩の危険性が高いのが実情です。
出典:クロス・マーケティング「スマートフォンのBYOD利用に伴うコミュニケーションアプリに関する調査」
「i-FILTER ブラウザー&クラウド」なら、端末に重要な企業データを残さないので、BYODでの利用でも、よりセキュアに社内システムに接続できます。
SecureBrowserは端末に企業の重要データを残させないため、社内システムへのアクセスをSecureBrowserに限定することで、万が一端末を紛失しても、情報漏洩のリスクは最小限に抑えます。また、クライアント証明書と併用することで、よりセキュアに社内システムへアクセスさせることができます。
プライベートでの利用はユーザーが使い慣れた標準ブラウザーの利用でユーザーの利便性を保ち、ビジネスでの利用の場合にはSecureBrowserの利用に限定することで、セキュアなBYOD環境を実現し、シャドーIT対策にも有効です。
BYODでの「i-FILTER ブラウザー&クラウド」の活用例
- 通常のインターネットアクセスは、ユーザーが使い慣れた標準ブラウザーを利用!
- 社内システムへのアクセスは「i-FILTER ブラウザー&クラウド」に限定!
- 端末にデータを保存させない設定で、企業の重要データは端末に残させません!
- クライアント証明書と併用することで、よりセキュアに社内システムにも接続!
- 万が一端末を紛失しても、情報漏洩のリスクは最小限に!
標準ブラウザーでの運用よりもセキュアな理由
標準ブラウザーでもクライアント証明書を利用してセキュアに社内システムにアクセスさせることが可能で、端末へのデータ保存の制御も各端末でユーザーが設定することが可能です。
しかしながら、その場合端末にデータを保存させない設定はユーザーの個別設定にゆだねることになり、管理者が一括で設定を行いガバナンス(統制)を効かせることができません。また、社内システムにいつ社員がアクセスしたかも把握できないため、アクセス状況が把握できません。
SecureBrowserを利用した場合は、管理画面から端末へのデータ保存の制御を強制的に設定することができ、アクセス状況も管理画面内で確認できるため、BYODでの利用においても、よりセキュアに運用できます。
- ※上記以外の利用方法については、弊社までお問い合わせください。
- ※クライアント証明書の読み込み機能は、SecureBrowserの機能です。詳細につきましては、弊社までお問い合わせください。
- ※対応端末は動作環境をご確認ください。
クラウドサービスの安全な活用方法
企業向けパブリッククラウドサービスの利便性向上と
強固なセキュリティを実現
昨今、企業においてOffice365やGoogle Apps、Salesforce.comなどの便利なパブリッククラウドサービスを利用するケースが非常に拡大しています。その一方で、各々のサービスを利用する際には、運用の煩わしさから同じユーザー名やパスワードを利用するケースも散見されています。
このようなID/パスワードの使い回しを狙ったアカウントリスト攻撃も拡大していることから、独立行政法人情報処理推進機構の「情報セキュリティ 10大脅威 2015」の1つに、「ウェブサービスへの不正ログイン」が取り上げられ、注意喚起されております。
「i-FILTER ブラウザー&クラウド」は、グル―ジェント社の「Gluegent Gate」、サイバートラスト社の「サイバートラスト デバイスID」と連携し、企業のクラウドサービス利活用における利便性向上とセキュリティ対策が実現できるソリューションを展開しています。
Gluegent Gate |
シングルサインオンと統合ID管理による利便性の向上 |
サイバートラスト デバイスID |
デバイス証明書による端末認証 |
i-FILTER ブラウザー&クラウド |
端末にデータを残さない情報漏洩対策としてのWebフィルタリング及びセキュアブラウザーの機能 |
3社の各製品を連携することで、お客様は、複数のID管理などの煩わしさから解放され、クライアント証明書とパスワード認証を利用した二要素認証による端末認証が実現でき、重要なデータにアクセスした際にも端末側に一切情報残さずに業務上不要なWebサイトへのアクセス制限が可能になります。
パブリッククラウドサービスを利用する企業に対し、利便性とセキュリティ対策の両方を実現します。
- ※デバイスIDの対応は「i-FILTERブラウザー&クラウド」のiOS版の機能です。
■「Gluegent Gate」について
「Gluegent Gate」は、2012年以来、Google for Work、Office 365といった多くのクラウドサービス向けに展開。Google Appsでの導入実績で培った技術を活用し、セキュリティ機能を強化してきました。「Gluegent Gate」導入により、企業は、必要な場所、デバイス、時間、アカウントからのアクセスのみを許可することで不正アクセスを防止し、クラウドサービスの利便性を損ねることなくクラウド上のデータを保護できます。また、アカウントを統合管理し、パスワードルールの徹底も容易に実現できます。これにより、企業情報へのアクセスの利便性とデータの確実な保護を両立させます。
http://www.gluegent.com/service/gate/
■「サイバートラスト デバイス ID」について
「サイバートラスト デバイス ID」は、会社が許可した端末を厳格に認証し、安全なネットワークアクセスを実現するマルチデバイス対応のデバイス証明書管理サービスです。マルチデバイス、マルチネットワーク環境において、不正端末からのアクセスを防止し、安全に情報資産を活用できる共通の端末認証基盤を実現します。「サイバートラスト デバイス ID」の認証局は、これまでに累計50万枚のデバイス証明書を発行しており、日本国内で使用されている端末認証用証明書としてはNo.1の実績を誇っています。
https://www.cybertrust.ne.jp/deviceid/