添付ファイル暗号化による情報漏洩対策
重要ファイルを添付したメールを誤送信してしまった…!
添付ファイル暗号化が、添付ミスによる情報漏洩から守ります。
個人情報や機密情報などの重要ファイルの添付ミスによる情報漏洩事故が後を絶ちません。近年多くの企業では、こうした添付ファイルの誤送信対策として「添付ファイル暗号化」が取り入れられています。特に、パスワード付きZIPファイルに変換するZIP暗号化は、日本企業や自治体においてニーズの高い暗号化の方式です。
「m-FILTER」には、添付ファイルのZIP暗号化を自動で処理する機能が備わっています。ユーザーは特に何も意識せず、いつも通りにメールにファイルを添付して送信すれば、あとは「m-FILTER」が添付ファイルのZIP暗号化、解凍パスワードの送信までを自動で行います。
※国際標準であるAES形式の添付ファイル暗号化機能(AES 256形式)を標準提供
また「FinalCode」や「クリプト便 for m-FILTER」と連携することで、ZIP形式ではない高度な添付ファイル暗号化の実現や、オンラインストレージなどを使わずに大容量ファイル添付を可能にします。
「m-FILTER」の添付ファイル暗号化
添付ファイルを自動でZIP暗号化!
手間をかけずに添付ファイルの漏洩を防ぎます。
例えば「添付ファイルに"見積書"の単語が含まれるファイルであれば」等の特定条件を作成し、条件に合致したメールのみ、添付ファイルを自動でパスワード付きZIPファイルに変換して送信できます。もちろん共通ルールで「社外送信する全メールの添付ファイル」も同様の添付ファイル暗号化処理が可能です。
開封パスワード自動通知は宛先に送信することも可能ですが、送信者宛てのみを送付先に指定も可能なため、万が一メール誤送信が発生しても、添付ファイルからの情報漏洩を防ぐことができます。
クライアントPCでも、添付ファイルZIP暗号化を自動で!
「m-FILTER MailAdviser」で手軽かつ低コストに添付ファイル暗号化を実現!!
Microsoft Office Outlookをメールクライアントソフトとしてご利用であれば、クライアント型メール誤送信防止ソリューション「m-FILTER MailAdviser」でも、添付ファイルの自動ZIP暗号化が可能です。ゲートウェイ型製品と比べはるかに手軽かつ低コストで自動ZIP暗号化を実現できます。
m-FILTER FinalCode Adapter Advanced (「FinalCode」連携)
より高度な添付ファイル暗号化を実現!!
「m-FILTER」とファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」とを連携させれば、メール送信時に添付ファイルは自動的にパスワードレスの独自暗号化された状態で送信されます。「FinalCode」で暗号化されたファイルであれば、閲覧権限のある受信者しかファイル閲覧を行えません。また、送信者は送信後にファイルを「あとから消す」ことも可能です。
「クリプト便 for m-FILTER」との連携
大容量の添付ファイルを安全に送信!!
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供するセキュアファイル転送サービス「クリプト便 for m-FILTER」との連携によって、添付ファイルのサイズ容量を気にすることなく、簡単かつ安全に100MBまでの大容量メールを送信できます。
添付ファイル付きのメールは、「m-FILTER」が自動的に「メール本文」と「添付ファイル」を分離し、メール本文はそのまま送信します。一方、添付ファイルは自動的に「クリプト便 for m-FILTER」にアップロードし、ファイルが取得できるURLを受信者に通知します。
「クリプト便 for m-FILTER」は、一般的なファイル転送サービスのようにWebブラウザー経由でファイルをアップロードするのではなく、メーラーでファイルを送信すると自動的にアップロードするため、利用者の現在の運用を大きく変更することはありません。
“情報漏洩につながるリスク”が多数潜んでいる勤務先でのメール誤送信。
メール誤送信の実態調査の結果と具体的な対策をまとめました。