添付ファイル暗号化時のパスワード自動生成など誤送信防止機能を強化
メールの誤送信はヒューマンエラーとして企業・官公庁問わず発生しており、誤送信に起因する機密情報の漏洩事故も頻繁に発生しています。1度のメール誤送信で失った社会的信用を取り戻すにはかなりの時間を要することになり、さらに機密情報の漏洩の場合、経営へのダメージも計り知れません。
2016年11月には、IPAが「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」を刷新し、“情報セキュリティポリシー策定サンプル”内の「電子メール」項において、<傍受による漏洩防止>対策として、「口外秘又は極秘の情報資産を送信する場合は、メール本文ではなく添付ファイルに記載し、ファイルを暗号化して送信する」旨が記載されています。
2017年もメール誤送信に起因する情報漏洩事故は頻発している背景を踏まえ、誤送信防止と添付ファイル暗号化※のセキュリティ面に繋がる機能強化を行った「m-FILTER MailAdviser」Ver.3.4を2017年6月27日より提供しました。ぜひこの機会に導入をご検討ください。
※メール環境がMicrosoft Outlook利用時の機能
「m-FILTER MailAdviser」Ver.3.4
バージョンアップのポイント
セキュリティ強化
暗号化ZIPファイルにランダムなパスワードを自動的に付与
セキュリティ面では、Outlook環境で可能なファイルの自動暗号化機能において、ZIPパスワードを手動設定する機能に加え、暗号化ZIPファイルにランダムなパスワードを自動的に付与できるようになります。
この機能により、メールごとに異なるパスワードが自動生成されるので、該当メールのパスワード通知を受け取った相手しか添付ファイルの復号ができず、パスワードの使い回しによる情報漏洩を防ぐことができます。
利便性向上
ポップアップ画面上で、ニックネームやメールアドレスの省略表示が
可能なモードを提供
メーラーの送信ボタンクリック後に表示されるポップアップ画面の宛先確認箇所で、メーラーに設定された送信先の名前・所属といったニックネームやメールアドレスが字数の長さに関わらず全文表示されるモードに加え、ニックネームとメールアドレスが省略表示されるモードも提供いたします。省略モード選択時には、ツールチップを使えば省略表示された箇所も全文確認が可能になります。
「m-FILTER MailAdviser」
導入事例集ダウンロード
「m-FILTER MailAdviser」をご活用いただいている3社様の導入事例をまとめた資料をご用意いたしました。
下記よりダウンロードいただけます。
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