マテリアリティ(重要課題)

当社グループは、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」という企業理念のもと、サステナビリティ経営を推進するため、4つのグループと14項目からなるSDGs・ESGのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。これらの特定したマテリアリティを踏まえた情報セキュリティ事業を核とした経営計画の達成に向けて全社一体となった活動を行います。さらに、ステークホルダーの皆さまとの対話を通じて全社の活動を改善し、持続可能な社会の実現に貢献します。

当社グループの4つのマテリアリティグループ

当社グループの4つのマテリアリティグループ

SDGs・ESGマテリアリティ表

SDGs・ESGマテリアリティ表

マテリアリティ重要度マップ

マテリアリティ重要度マップ

マテリアリティ特定プロセス

サステナビリティ委員を中心とする社内横断のプロジェクトチームを組成し、当社グループの企業理念のもと、マテリアリティの特定に取り組みました。

STEP 1現状分析とマテリアリティの候補の選定

当社グループの事業活動に関わるサプライチェーン全体において、ステークホルダーに与える正と負のインパクトを、社会課題解決の観点でSDGsの169ターゲットとESG評価機関の評価項目を用いて洗い出し、特定しました。それらのインパクトに対応する取り組みを約40項目に整理し、マテリアリティの候補としました。

STEP 2マテリアリティの重要度の評価と、責任部門の設定

約40項目のマテリアリティ候補とその正と負のインパクトついて、外部有識者を交えて協議を重ね、経営とステークホルダー双方の長期的な視点から重要度を評価し、14項目に絞りこみました。協議の過程で、これらの項目を4つのグループに整理し、各マテリアリティの責任部門を明確化しました。

STEP 3サステナビリティ委員会と経営会議での妥当性の確認

4グループ14項目のマテリアリティについて、サステナビリティ委員会にて、あらためて企業理念、中期経営計画や事業戦略と照らし合わせながら協議を重ね、全体の妥当性を確認し、外部有識者の意見を交えて補整を加えました。経営会議にて、同じく全体の妥当性を確認、審議しました。

STEP 4取締役会での承認

取締役会にて審議、承認し、4グループ14項目のマテリアリティを特定しました。これにより当社グループは、責任部門を中心にマテリアリティに取り組んでまいります。

マテリアリティの指標と目標

マテリアリティに取り組むにあたり、特に定量的なモニタリングと開示が重要と考えるものを事業との関連性の高い項目に絞り、指標(KPI)と目標を設定しました。今後はこれらの指標と目標について、マテリアリティの定期的な進捗評価および実績報告を行うとともに、当社事業の状況や社会の変化に応じ、見直しを行っていきます。

マテリアリティの指標と目標