2023年11月13日
デジタルアーツ株式会社
デジタルアーツ、ChatGPTなど生成AIの利用を可視化し、安全な利用環境を実現する「AIチャットフィルター」に新機能を4つ追加 11月13日から「i-FILTER」シリーズに標準搭載開始
情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード 2326)は、「i-FILTER」シリーズに標準搭載している生成AI(人工知能)に対応する「AIチャットフィルター」に新たな機能を追加し、11月13日から提供開始することを発表します。
「AIチャットフィルター」で生成AIの利用拡大に対応
デジタルアーツは、生成AIの利用コントロールや利用状況を可視化できる機能「AIチャットフィルター」を開発し、8月16日から「i-FILTER」と「i-FILTER@Cloud」に標準搭載しています。両製品は、長年収集したURLのデータベースを活用することにより、デジタルアーツが安全と判断したWebサイトのみアクセスできる「ホワイト運用」を実現しています。
「AIチャットフィルター」では、いつ・誰が・どんなメッセージを生成AIに送信したかといった情報をログとして表示します。機密情報など特定単語を含む生成AIへのメッセージ送信をブロックするフィルタリング機能もあり、ブロックした単語をログから閲覧することも可能です。生成AI利用時には、機密情報の漏えいなどに注意が必要な旨を伝える警告画面も表示します。これらの機能により、適切な生成AI利用が行われているかを確認することが可能です。
また、生成AIの利用を柔軟に制御する機能も搭載しています。以前から「i-FILTER」シリーズに標準搭載している「Webサービス制御」機能では、生成AIであるChatGPTやBard、Bing AIを閲覧許可またはブロックとすること、「グループ設定」機能では、任意のグループ・ユーザー単位で生成AIの利用を制御すること、「時間割」機能では、就業時間や授業時間など設定した時間のみ生成AIを利用できるように設定することが可能です。
そしてこの度、生成AIの利活用をより安全に、スマートにするために、「AIチャットフィルター」に新たな4つの機能を追加しました。
生成AIの利活用をより安全に、スマートにする4つの新機能
新しく搭載される機能は、「AIチャットログ(応答メッセージ)」、「マスキング送信」、「単語テンプレート」、「DLPスキャン」の4つです。
「AIチャットログ(応答メッセージ)」は、利用者が生成AIから得た応答文のログを取得する機能です。AIチャットログの送信メッセージ・応答メッセージ、両方のログ取得が可能になったことで、より詳細な利用状況の把握や、データの可視化が行え、情報漏えいリスクの早期発見に寄与します。
「マスキング送信」は、事前にマスキング対象として設定した特定の単語を表示させずにメッセージを送信する機能です。個人情報や機密情報に繋がるキーワードが該当する場合、ブロックせずテキストを置き換えられるため、利便性を維持しながら情報漏えいリスクの低減を実現します。
「単語テンプレート」は、デジタルアーツがブロックすべき単語の推奨テンプレートを提供するものです。単語テンプレートを活用することで、「AIチャットフィルター」導入時の設定負担を軽減し、スムーズな利用開始が期待できます。
「DLPスキャン」は生成AIへの送信内容をDLPスキャンすることで、個人情報や機密情報に該当する恐れのあるメッセージの送信をブロックする機能です。「マスキング送信」と組み合わせて利用することで、入力した内容が個人情報や機密情報だと検知した場合、自動的に該当箇所をマスキングさせてメッセージを送信することもできます。そのため、情報漏えいを未然に防ぐことが可能となります。
デジタルアーツは、「AIチャットフィルター」の機能を拡充することでこれまで以上に生成AIの安全な利活用をサポートしてまいります。2023年11月28日(火)に開催するオンラインセミナーでは、4つの機能を詳しく解説しますので、生成AIの利活用やDLPによる情報漏えい対策を検討中の方は是非お役立てください。
「AIチャットフィルター」の詳細はこちらをご覧ください。
生成AIの安全な利活用を実現する「AIチャットフィルター」のLP
「AIチャットフィルター」の新機能を解説するオンラインセミナーを11月28日(火)に開催
11月28日(火)【デモ実演】生成AIを安全に活用する新機能「AIチャットフィルター」を徹底解説!
~DLP製品との連携機能も新登場~
本セミナーでは生成AIに対応する「i-FILTER」の新機能「AIチャットフィルター」についてご紹介いたします。
また、デジタルアーツのDLP・ファイル転送サービス「f-FILTER」との連携オプションについても解説いたします。
さらに、運用イメージを掴んでいただけるよう設定方法や実際の動作などもデモを用いてご案内いたしますので、ぜひご参加ください。
・日時:2023年11月28日(木) 15:00~15:40
・お申し込み方法:お申し込みフォームに必要事項をご入力ください。 [参加費:無料]
・お申し込みはこちら
■「i-FILTER」
「i-FILTER」は、Webセキュリティ製品です。有害情報や業務に関係のないWebサイトの閲覧を防ぐフィルタリング機能に加え、外部からの攻撃、内部からの情報漏えいも防ぎます。
国内で検索可能なURLを網羅したデータベースにより、危険なWebサイトや未知の脅威へのアクセスをブロックし、デジタルアーツが安全と判定したWebサイトのみアクセスできる環境を実現します。
https://www.daj.jp/bs/i-filter/
以上
- デジタルアーツについて
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デジタルアーツはWebやメール、ファイルなどのセキュリティソフトウェアの提供を核に事業展開する情報セキュリティメーカーです。
1995年の創業以来、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」を企業理念とし、情報漏えい対策や標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃対策を実現する最先端の製品を、企業・官公庁・学校・家庭向けに提供しています。
https://www.daj.jp