2021年07月27日
デジタルアーツ株式会社

「m-FILTER」がソリトンの「FileZen S」と連携し
ネットワーク分離環境の添付ファイル受け渡しを実現
~自治体でセグメントの異なるメール送受信でも、安全かつ効率的なファイルのやり取りが可能に~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、メールセキュリティ製品「m-FILTER」と、株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鎌田 信夫、以下「ソリトン」)が提供する、ファイル受け渡しソリューション「FileZen S」との連携が決定したことを発表します。

「m-FILTER」と「FileZen S」の連携でネットワーク分離環境での添付ファイル受け渡しが可能に 2021年11月にリリース

メールセキュリティ製品「m-FILTER」は、「ドメイン」と「IPアドレス」の組み合わせをデータベース化し、安全なメールのみを受信するメール攻撃対策製品です。「添付ファイルマクロ除去」、「添付ファイル削除」、「HTML/リッチテキストメールのテキスト化」、「リンク無効化」、「メールリダイレクト(二重配送)」といったメール無害化機能に加え、2017年9月に提供開始した最新バージョン(Ver.5)では、メールの送信元・本文・添付ファイルの偽装判定など外部攻撃対策機能を強化しました。ソリトンのファイル転送サービス「FileZen」とは、2016年5月に連携を開始し、自治体様の「インターネット接続系」「LGWAN接続系」 間のファイル授受を簡単に実施できるようにしました。

このたび、2020年3月に自治体のインターネット分離環境でのファイル受け渡しにおいて、より手順を簡略化した新製品「FileZen S」がリリースされたのを機会に、「m-FILTER」と「FileZen S」との連携も実現し、2021年11月に提供開始します。「FileZen S」は、インターネット分離環境で「自分から自分」へのファイル受け渡しをシンプルに実行できるよう改良した新製品です。

「m-FILTER」が受信した添付ファイルを「FileZen S」に受け渡し、「インターネット接続系」と「LGWAN接続系」とのファイルのやり取りを簡単に行うだけでなく、ファイル無害化機能と連携し自動でファイルの無害化処理を行ったうえで、ファイルを受信者に届けます。これにより、自治体内で、セグメントが異なる環境でファイルを受け渡す場合であっても、安全かつ効率的にファイルをやり取りすることができます。

「m-FILTER」と「FileZen S」の連携イメージ

デジタルアーツは、本連携により、「m-FILTER」をご利用の400を超える自治体様をはじめ、より多くの自治体様のセキュリティ対策を支援すべく、更なる製品機能向上を目指してまいります。

■エンドースメント

株式会社ソリトンシステムズ 取締役 執行役員 ITセキュリティ事業部長 橋本 和也 様
デジタルアーツ株式会社が提供するメールセキュリティ製品「m-FILTER」の「FileZen S」連携を歓迎いたします。この連携により、ネットワーク分離環境においてメールの添付ファイルも含め、総合的にファイル受け渡しとファイル無害化が可能となり、自治体を中心としたお客様に、より安全で効率的な業務環境をご提供できると考えております。

株式会社ソリトンシステムズ 概要
設立以来、ソリトンシステムズは IT・エレクトロニクス業界にあって、常に新しい技術トレンドを見据え、いくつもの「日本で初めて」を実現してきました。近年は、認証を中心とした IT セキュリティからサイバー対策製品まで、また、携帯電話回線4G、5G やWi-Fi を利用したハイビジョン・レベルの映像伝送システム、リモートドライブなどに取り組んでいます。国産メーカーとして、オリジナルの「もの創り」、「独創」にこだわった製品とサービスを提供しています。

設立:1979 年、売上 165 億円(2020 年 12 月期・連結)、東証 1 部
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以上

デジタルアーツについて
デジタルアーツはWebやメール、ファイルなどのセキュリティソフトウェアの提供を核に事業展開する情報セキュリティメーカーです。
1995年の創業以来、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」を企業理念とし、情報漏えい対策や標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃対策を実現する最先端の製品を、企業・官公庁・学校・家庭向けに提供しています。
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