2023年05月09日
デジタルアーツ株式会社
OWA (Web版Outlook)に対応した、ポップアップ型メール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」を7月4日に提供開始
~誤送信対策、送信時の“脱PPAP”、ファイルの閲覧権限の変更、ファイルの既読確認が可能~
情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード 2326)は、OWA(Web版Outlook)に対応した、ポップアップ型メール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」を7月4日に提供開始することを発表します。
Webブラウザー上でメール機能を利用できるOWAを利用する組織が増加、OWA環境での誤送信対策ニーズも増
数多くの取引先を抱える組織では、日々重要なファイルのやりとりが行われています。その過程でメール誤送信が発生した場合、重大な情報漏えいとなってしまいます。また、従業員は誤送信リスクのストレスを抱えながら慎重に業務を行わねばならず、ビジネスの生産性に影響を及ぼしかねません。
デジタルアーツは、クライアント型Outlookと連携できる、ポップアップ型メール誤送信対策製品として「m-FILTER MailAdviser」を提供しており、2023年4月末時点で20万人以上の方にご利用いただいております。近年、Webブラウザー上でメール機能を利用できるOWA(Web版Outlook)を利用する組織が増えていることから、OWA環境でも「m-FILTER MailAdviser」を利用したいというニーズも増加しています。
「m-FILTER MailAdviser OWA」、メール送信時における“脱PPAP”に対応したファイルの送付が可能
このたび、OWAのアドインとして利用できるポップアップ型メール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」を7月4日に提供開始します。「m-FILTER MailAdviser」で提供しているポップアップ型誤送信対策機能に、昨今セキュリティ上のリスクが指摘されるようになった、送信時のPPAP(ファイルをパスワード付きZIPファイルにしてメールで送付し、パスワードを別送するファイルのやり取り)問題を解決できる機能を追加し、誤送信対策だけでなくPPAP対策も可能となります。
「m-FILTER MailAdviser OWA」は、メール送信時にポップアップ画面を表示して宛先や本文、添付ファイルなどに間違いがないかのチェック作業をメール送信者自身に促し、誤送信リスクの気付きを与え誤送信を防止します。さらにPPAP対策として、添付ファイルを暗号化し、デジタルアーツが提供するオンラインストレージにファイルを自動的にアップロードする仕組みも搭載します。送信者は、ポップアップ画面やOWAのメール送信済み画面から閲覧者の指定が可能です。ファイルを誤送信してしまった場合でも、後から閲覧する権限をはく奪し、閲覧禁止とすることもできます。これらの機能により、安全性と利便性の高い送信時のPPAP対策とファイル管理を実現します。
「m-FILTER MailAdviser OWA」の機能
①メール送信時の誤送信対策
メールを送信する際に、自動的にポップアップ画面が起動し、宛先や本文、添付ファイルなど、送信しようとしているメールの内容が表示され、間違いがないかのチェック作業をメール送信者自身に促し、チェックが完了すると送信できます。メール送信前に「うっかり誤送信」リスクの気付きを与えることで、誤送信防止の意識向上にも役立ちます。
②“脱PPAP”に対応したファイルの送付
添付ファイルを送信する際に、ファイルは自動的にデジタルアーツのオンラインストレージにアップロード・暗号化します。受信者はダウンロードURLからファイルをダウンロードできます。送信したファイルは、ファイルセキュリティ製品「FinalCode」のブラウザービュー(BV)※機能を利用してファイルの閲覧権限を変更できます。誤送信した際にはファイルの閲覧権限をはく奪し、閲覧禁止とすることが可能です。
※ ブラウザービューファイル:ファイルセキュリティ製品「FinalCode」により暗号化されたファイル形式(HTMLファイル形式)。専用アプリケーションのインストール不要で、ブラウザー上で暗号化されたファイルを閲覧できます。
③既読・未読の確認、閲覧権限のはく奪がメール送信済み画面で可能
OWAのメール送信済み画面から、宛先ごとにファイルの既読・未読を確認できます。ファイル閲覧を許可していない人がファイルを閲覧しようとしている場合は、不許可アクセスとして赤く表示され、一目で確認することが可能です。また、全ファイルを閲覧禁止にするボタンをクリックすることで、ファイルを送った後でも、一括でファイルを閲覧禁止にできます。
価格 :1ライセンス当たり月額300円(消費税抜き)
動作対象:Outlook Web版、Outlook2021
※製品画面はイメージであり、販売開始時とは異なる場合がございますのでご了承ください。
「m-FILTER MailAdviser OWA」のオンラインセミナーを6月20日(火)に開催
【7月提供開始!】「m-FILTER MailAdviser OWA」で実現する誤送信対策・PPAP対策~新たにWeb版Outlookに対応
情報漏えいの原因として「メールの誤送信」は依然としてなくならない課題となっており、さらに近年ではPPAP問題から「添付ファイルの送信」についてのセキュリティ課題も問題視されています。メールの”送信”におけるリスクや問題点を把握した上で、適切な対策を講じることが重要です。
本セミナーでは、7月より提供を開始予定のポップアップ型メール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」が実現する、メールの誤送信対策とPPAP対策についてデモを交えてご紹介します。ぜひご参加ください。
・日時:6月20日(火) 15:00~15:50
・お申し込み方法:お申し込みフォームに必要事項をご入力ください。 [参加費:無料]
・お申し込みはこちら https://mktg.daj.jp/public/seminar/view/7421
■「m-FILTER MailAdviser OWA」
「m-FILTER MailAdviser OWA」は、OWA (Web版Outlook)に対応したポップアップ型メール誤送信対策製品です。メール送信時にポップアップ画面を表示し、誤送信チェック作業をメール送信者に促します。ファイル送信時にデジタルアーツが提供するクラウドストレージにファイルを自動的にアップロード・暗号化し、“脱PPAP”に対応したファイル送付が可能です。
https://www.daj.jp/bs/lp/mailadviser-owa/
■「FinalCode」
「FinalCode」は、ファイルセキュリティ製品です。重要なファイルを指定した人・グループのみが閲覧できるようにパスワードレスで暗号化します。ファイルの閲覧状況などの利用状況を追跡し、もしものときは遠隔であとから削除もできます。内部不正や間接的な情報漏えい、外部からの攻撃などさまざまな情報漏えいへの対策を実現します。
https://www.finalcode.com/jp/
以上
- デジタルアーツについて
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デジタルアーツはWebやメール、ファイルなどのセキュリティソフトウェアの提供を核に事業展開する情報セキュリティメーカーです。
1995年の創業以来、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」を企業理念とし、情報漏えい対策や標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃対策を実現する最先端の製品を、企業・官公庁・学校・家庭向けに提供しています。
https://www.daj.jp